ワンちゃんと暮らす心構え
ワンちゃんと暮らす心構えについて考えてみましょう。ワンちゃんを迎え入れるということは一つの命を預かることです。
可愛いから飼ってみたい、飼育は簡単だろう、など気軽な気持ちで迎えてしまうと後で後悔してしまうことも。
ワンちゃんと暮らすことは、メリット・デメリットがあります。お互いが幸せに過ごす為にも「ワンちゃんと暮らす心構え」について再確認していきましょう。
飼い主に必要な10の条件
こちらは、日本動物愛護協会が作成した「飼い主に必要な10の条件」です。
それぞれをチェックして、飼い主としての心構えを整えていきましょう。
①住宅がペットを飼える状況にあること
②ペットを迎えることに家族全員の合意があること
③動物アレルギーの心配がないこと
④そのペットの寿命まで(終生飼養)飼育する覚悟があること
⑤世話をする体力があり、その時間をさけること
⑥高齢になったペットの介護をする心構えがあること
⑦経済的負担を考慮すること
⑧必要なしつけと周囲への配慮ができること
⑨引っ越しや転勤の際にも継続飼養する覚悟があること
⑩飼えなくなった場合の受け皿を考えておくこと
生活環境別 メリット・デメリット
ワンちゃんを迎え入れることはそれぞれ、メリット・デメリットがあります。
こちらでは生活環境別に考えていきます。
1人暮らし
1人暮らしでワンちゃんを迎え入れるということは、ワンちゃんにとっての家族は飼い主さんのみになります。
それと同時にお世話をするのも飼い主さんのみ。お仕事などでお家を空けることが多い方は、しっかりとワンちゃんとコミュニケーションを取り、飼い方、お家での過ごし方を考えなくてはなりません。
《メリット》
・寂しさの軽減や心の支えになる
・運動不足の解消、規則正しい生活を送れる
・ワンちゃんを通じて新しい交流が増える
《デメリット》
・時間の制限があり、長期の外出がしにくくなる
・経済的な負担を一人で担う

高齢者
ご高齢の方がワンちゃんを迎え入れるということは、心身の健康や生活などに大きく寄与する一方で、飼い主さんの年齢や健康状態も大きく影響してきます。万が一の場合もしっかりと視野に入れて「もしも・・・」のことに備えることが必要です。
《メリット》
・心の癒しとなり孤独感の軽減に
・お世話を通じて生活リズムが整い、認知症抑制にも
・社会的なつながりの増加
《デメリット》
・経済的な負担の増加

家族
家族でワンちゃんを迎え入れるということは、小さなお子様がいる家庭にとっては心の成長において素晴らしい経験になります。一方で、家族全員がワンちゃんを理解し、その責任の重さを理解しなくてはなりません。みんなで協力して家族になっていくのです。
《メリット》
・家族でそれぞれの役割分担ができ、絆が深まる
・命の大切さや責任感を育むことができる
・健康的な生活、地域とのコミュニケーションも増える
《デメリット》
・子のアレルギーや健康リスク
・家族旅行などの制限


それぞれのデメリットも、適切な準備・工夫をすることでワンちゃんと幸せに暮らすことができます。
是非、ゆとぴぃの山崎になんでもご相談ください!
ワンちゃんと暮らす為の確認事項
ワンちゃんと幸せに暮らしていくためにこれらを確認しましょう。
住環境の確認
ワンちゃんは昨今、室内飼育がほとんどです。集合住宅であれば、まずペットの飼育が許可されている住宅なのか。戸建ての場合、大型犬を検討した際に十分な広さを確保できるか。犬種によって活動量も違うので配慮が必要です。
ワンちゃんも飼い主さんも、家族全員がストレスなく暮らせる住環境を整えることが大切です。

費用の確認
ワンちゃんと暮らすには、人間と同様にお金がかかります。犬種や生活環境によって異なりますが、ワンちゃん一頭を飼育する際にその生涯でかかる費用は、250~300万とされています。飼育を開始する初期費用から毎日の食事代、病気や怪我をしてしまったときの医療費など、思わぬところでの急な出費も想定しておかなくてはなりません。
ご自身の家計と照らし合わせて、経済的に無理はないか確認しましょう。

まとめ
ワンちゃんを飼うということは、たくさんの喜びと幸せをもたらしてくれます。
それと同時に、大きな責任が伴います。ワンちゃんを飼いたい、飼ってみたいという気持ちだけでは、ワンちゃんを迎え入れるということはできないことがお分かりいただけたかと思います。
素敵な出会いがあれば、必ずお別れの日も来ます。家族の一員として最後の一瞬まで幸せでいられるように、準備と心構えをしてワンちゃんを迎え入れてあげましょう。
ゆとぴぃはワンちゃんとその家族の幸せの為に、あらゆるご相談にも対応します!